仮面ライダー平成ジェネレーションズ〜ネタバレ感想
『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』
見てきました!タイトル長っ!
ゴーストに結構ハマってたので楽しみにしてたけど、満足の映画でした。
とりあえず、永夢くんとタケルのやり取りに萌えて萌えて仕方なく…
二人とも見た目も中身もかわいい系じゃん?
タケルの方がもうちょっと男らしいとは思うけど。
その2人が会話してる空気感、ふわふわ〜和やか〜でたまらなかった。
「タケルくん」「永夢先生」と呼び合う2人が24歳と18歳であり医者と高校生であるこの感じ…軽率に年の差萌え発動した。
で、わたしゲームはたまに乙女ゲームやるくらいでほぼ無知なので知らなかったんですが、パックマンで敵を唯一倒せる(食べられる?)のが「ゴースト」なんだってね。
だから、エグゼイドの攻撃はきかなくて、太刀打ちできるのが仮面ライダーゴーストであるタケルだけであると。
でも、敵が先手を打って、パックマンに噛みつかれてゴーストの力を奪われてしまったから戦いたくても戦えない。
この、序盤から終盤まで仮面ライダーとして戦えずに無力なタケルのもどかしく思う気持ちとか、辛かった。
最初の方で、黎斗がタケルにゴーストの眼魂を分析したいから貸してくれって言った時、また何か良からぬことを考えてるのでは…と不安に思ってたんだけど、分析して新たに作ったのがゴーストのガシャットで。
疑って申し訳ない!と思ったんだけど、全てが終わった後、社長室で「貴重なデータを手に入れた」とか何とか言ってて、結局お前はそうなのかよ!ってなりましたよね。
今回の敵を倒すことでデータを手に入れられるから、永夢たちに協力しただけのことだったみたい。
それに冒頭から怪しい発言してたし。
重要なガシャットを敵共が強奪しに来た時、顔見て「蘇ってはならない者達」みたいなこと言って驚いてて知ってる風だったのに、永夢たちには知らないって嘘ついてた。
本当に何を考えていることやら…。
今回のラスボス役が佐野史郎さんだったんだけど、やっぱ1人ベテラン俳優さんいるだけで深みが出るというか、さすがだなあ感。
アカリが巻き込まれてタケルと同じゲーム病に感染するんだけど、変身できなければまともに戦うこともできないのに立ち向かおうとしていて、医者として永夢くんは当然タケルを止めようとする。
でもタケルは「死ぬのは怖い。でもそれ以上にアカリが消えるのは嫌だ」っていう風なことを言うわけ。
アカリのこと、本当に大切なんだなあと。
何となくこの2人は恋仲にはならない感じがするんだけど、お互いに恋人的な人ができたらどうすんだろって。
絶対その相手焼きもちやくよ。めんどくさいことになりそうだ。
それはさて置き、そうやってタケルが強くアカリを救いたいって思ってたらゴーストの力が復活する。
結局最後は、全ては気持ちの有り様なのかと。
今までもそうだったけど、どれだけ追い詰められてもタケルがこうありたいって思うことでそれが叶ってくんだよね。
それだけタケルの思いが強くて真っ直ぐでピュアってことなのかなと。
タケルに触発されて永夢くんも変身して、巨大パックマンに立ち向かう。
この時、タケルはエグゼイドの眼魂で、永夢くんはゴーストのガシャットで変身して、エグゼイドの姿をしたゴーストとゴーストの姿をしたエグゼイドで戦うことになってしまいどっちがどっちか分からなくなるという事態に…
でもこの映画ならではのレア感、いいよね!
まあ、そんなタケルを側で見ていて永夢くんは悩むわけで。
今回のターゲットになっていた高校生が敵の武器か何かの中に取り込まれてしまい。
巨大パックマンを倒したことで、街中に広がっていたパックマンによる感染症は収束したけれど、自分が直接診ていた1人の男の子は助けられない。
ポッピーが「永夢は10万人を救ったよ」と慰めるけど、顔を歪めて「でもトウゴくんは救えなかった!」って言うの辛すぎた。
ちょっとBLEACHのね、黒崎一護に通ずるものを感じた…目の前の人を放っておけない感じ。
そしてまあ色々あって最終決戦()
今回登場するライダーは全部で5人。
全ライダー登場も贅沢だけど、5人くらいも丁度いい感じした。
5人だと、ひとりひとりに時間を取れるわけ!
バックで主題歌流しながら約1分半ほどのバトルシーンを続けて!贅沢だよこれ!
このバトルシーンはウィザード、鎧武、ドライブの3人。
よかった。興奮するよね。
でもメインはエグゼイドとゴースト。
2人でラスボスに挑むけど苦戦も苦戦…
今までのスキル総動員しても勝てなくて。
ここでタケルが出会ったのが織田信長。
「祖国を守りたい気持ち」に同意して戦ってくれた。
信長・秀吉・家康と共に。
何とか持ちこたえて戦ってる最中にタケルが敵の記憶を読み取る。
その敵は元々医師で、6年前に手術中にゲームウィルスに感染してゲーム世界の存在になってしまったそうなのだが、その手術を受けていた患者が高校生の永夢くんだったという事実。
永夢くんは最初のゲーム病患者だったんだと。
永夢くんが適合手術を受けてないのに仮面ライダーに変身できるのは、この時のゲーム病や手術が関係してるっぽい。
戦いの最中、敵に取り込まれてた男子高校生が、抵抗して一瞬だけ出てくる。
あれだけ死ぬ時は死ぬとか放っとけ的なこと言ってて、取り込まれる時に「あんたドクターだろ!早く助けろよ!」とかワガママで無礼なこと叫んでたくせに、今度は「先生の言うこと何でも聞くから助けてください!」って手のひら返しね…
生意気なガキが〜!ってなってたけど、同時に永夢くん優しい器でかいって…
優しく微笑んで「君を救うのが僕の仕事だから」みたいなことを…
むしろわたし23歳なのに人間できてね〜って感じ…
で、敵が永夢くんを、自分と同じ苦しみを味わえっつって2つのガシャットを無理矢理刺してゲームの世界に飛ばそうとするんだが、この瞬間覚醒する永夢くん!
すごく、すごく怖かったよ…
目光らせて、顔に光の線が走って…
普段以上に性格も好戦的かつクールな感じになってた…
2つのガシャットで変身すると、身体が2体に別れ…
「ライダーキック」を繰り出しつつ「PERFECT」でゲームクリア!
直後変身が解けると、「あれ?僕は何を…」って、記憶なくして戦ってたという…
怖い、すごく怖いよ。
永夢くん、元々ゲーム中は性格変わる人だったけど、仮面ライダーとして戦いだしてからそれが顕著になってるような。
優しくて臆病な永夢くんがいなくなってしまうのではと…
戦いが終わって再会した時、タケルがぶっ倒れる。
慌てて永夢くんが診ると脈がないって…
ここに来て!?
また死んじゃうの!?
ってなりましたけど、永夢くんが懸命に心臓マッサージをしたら息を吹き返した。
タケル「大切にします。先生が救ってくれた、この命」って、永夢くんにとって嬉しい言葉だったんじゃなかろうか。
ずっと目の前の命を助ける為に勉強して頑張ってきたんだもんね。
ところで貴利矢も出てきて胸がきゅっとなったけど、公開日、先週より前だから、まだ生きてる頃の時系列なんだよね。
となりの子供が「死んだはずなのに!」って言ってたけど。
まだ生きてる頃って理解できたかなあ…一緒に来てたお母さん、説明してあげたかなあ…
そのお母さん、普通に楽しんで見てる感あったので。
前のライダーが出てくる度子供と一緒に「あっ!」って反応してた。笑
んーっと、書きたいことは大体このくらいですかね…
かっこよかったし、ほろりときたし、よかった。
あと永夢くんの秘密もちょっと見えたり。
面白かった!